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太っていないのに糖尿病

糖尿病患者は、太っているイメージを持っていませんか?
糖尿病は肥満の人の病気のように思われがちですが、それは発症当時のこと、発病者の50%がBMⅠ(体格指数)=25以下の普通体型の方です。
当薬局のお客さまを見ても、BMI=25以下の普通体型が52%、その中でBMI=22以下の痩せ型の方が44%もいます。

忘れられている非肥満者対策

厚生労働省が実施している国民健康栄養調査によると、平成19年まで推計値として糖尿病を疑われる患者は増え続けていて、翌20年4月からは「メタボ健診」正式には「特定健康診査・特定保健指導」が始まりました。
「糖尿病が強く疑われる者」「糖尿病の可能性を否定できないもの」の推計人数の年次推移(20歳以上、男女計)
通称が「メタボ健診」であるように、脱メタボを目指して始められたわけです。
ココにはイメージとして、「糖尿病患者=肥満者」の構図があります。

ところが、糖尿病患者の平均BMIは23.9であって、肥満の指標とされるBMI≧25 を下回っています。
糖尿病患者は、発症当時の肥満の影響いる状態はあっても、現状は決して肥満者ばかりではないのです。
(参考:関西電力病院清野裕先生の文献)

下の図を見て下さい。死亡率は、肥満の方も高率になっていますが、痩せの方も負けない位の高率になっていますね。
BMIと死亡率の関係
この痩せの方に対する対策は、栄養素を補うと言う「食」に関する部分になる為、健康保険の対象外となります。

 

 

 

 

肥満解消以外の対策は大切な事であるにもかかわらず、なおざりになっていると危惧して対策しています。(図中のページは拙著「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」(経済界)のページ)
考え方は、「栄養バランスの考え方」を参考にご覧下さい。
栄養素の不足症状として、糖尿病やその合併症を発症している可能性もあるのではないでしょうか。
肥満の方の肥満解消には、栄養バランスの考え方を参考にご覧ください。

笠原健招堂薬局では、体調確認やご相談をお受けする事のないまま商品だけの販売はしておりません。
現在の服用薬と血液検査結果をご用意の上でご相談ください。⇒ご相談、お問い合わせはこちらへ
ご予算を効果的に使うための対策は、こちらを参考にご覧ください。⇒「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」

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