大人も子供も、長期の休みの後の登校や出勤はおっくうなものです。ストレスがある場ですと、さらに足が止ります。この中に、共通の理由それも栄養素不足が潜んでいます。今回はそんな話題です。( )内はおとなの場合としてお読みください。子育てと仕事に忙しく、悩み苦しんでいる親たちに教えてあげたい「ツボ」の話です。
半数の中学生がストレスを抱える現代
左の円グラフは、2009~2018年に複数校の中学生に摂ったアンケートの結果によるものです。グラフを見てわかる通り、約半数の中学生がストレスを抱えています。栄養状態によって、回復が異なります。
ストレスを受けると、抗ストレスホルモンの分泌と栄養の尿中排泄が同時に
副腎からは抗ストレスホルモンでと言われるステロイドホルモンが分泌され、(図①)逃げる力となります。
同時に尿中からは栄養素(亜鉛・カルシウム・マグネシウム)が排泄されます。添加物の多い食生活をしていると、さらに排泄が増えます。
汗の中にも排泄されやすい栄養素でもあります。その上、亜鉛は成長(酒の解毒)に必要な栄養素ですから、成長期(飲酒時)に不足しがちです。
3.脳に十分な亜鉛があれば抗ストレスホルモンの分泌は止まり、ストレスから回避可能(図②-2)
4.脳に十分な亜鉛が無いと、ステロイドホルモンの分泌を止められず疲弊し、うつ状態に(図③,④-1)
脳もからだも闘い続けた状態になってしまいます。考えただけでも疲れますね。
5.栄養素補給でストレスに強い体に
ストレス緩和には生薬製剤紅参(コウジン)、栄養素補給には天然素材の渡辺活性型オイスターをお勧めします。 笠原健招堂薬局は、健康を維持したい方、健康に戻りたい方を応援しています。ご相談ください。 TOMOKO