【通称】 |
カンゾウ |
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【薬用部分】 |
根 |
【薬味】 |
甘 |
【薬性】 |
平 |
【経絡】 |
心臓、肺、脾臓、胃 |
【薬理作用】 |
抗菌、抗炎症、鎮痙、抗アレルギー、鎮咳、降圧 ステロイド作用、利胆(胆汁排出促進) |
【薬能】 |
・気の機能を活性化する。 ・熱を取り除き、火毒を解毒する。 ・肺を潤し、咳を止める ・痙攣を鎮め、痛みを除く。 ・他の生薬の薬性を緩和する。 |
【用途】 |
甘草は中国で最も重要な強壮薬の1つである。神農は甘草を「甘く、五臓六腑、寒熱、邪気を調整する」と表し、長く服用すると寿命がのびると付記している。 |
【禁忌】 |
腹部膨満の場合は使用を控える。 |