大人の世界では様々なストレスがうつや高血糖と関係しています。
糖尿病は、遺伝的素因の上に生活習慣の積み重ねがあって発症します。中学生の生活習慣を見てみましょう。
中学生のストレスと関係している生活習慣
中学生のストレスと関係している生活は
- 朝食孤食(ひとり、または子供だけで食べる)
- 不眠
- 睡眠休養度(睡眠の質)
- 歯周病
の4点です。 歯周病の話題は、次回以降に回すことにして、
今回は朝食孤食と、睡眠について考えてみましょう。
朝食を一人で食べている子のストレスは、家族で食べている子の1.5倍
なおかつ、朝食を一人で食べている子の家庭環境は、夕食も一人で食べている割合が高く、さらにストレス感が増している可能性があります。
ストレス感が強い子の、睡眠不足感は約3倍
「睡眠によって休養を十分に取れているかどうか」中学生に聞いてみると、次のグラフのようになります。
睡眠で疲労が十分に取れていないと、朝食も十分に食べられなくなるだけでなく、授業に集中できないなど学校生活に支障が出かねません。朝食欠食は、大人のデータでは昼食後や夕食後の高血糖にもつながっていますから、積み重ねた生活習慣は病気の原因を作ります。朝ごはんを家族で食べて、気持ち良く1日をスタートしましょね。
また、食事への関心が下がっている中での栄養の偏りは、ストレス感を強くし、睡眠休養度を下げます。不足しがちな栄養素を補給するだけでも睡眠の質は良くなります。笠原健招堂薬局までご相談ください。 TOMOKO